業務内容
一般的に測量と墨出しは別事業者が取り扱っていることが多い昨今、クラフツはトータルでのサービス提供に注力しています。
お客様の発注・指揮命令系統の窓口を統一化することで信頼度の高い、測量・墨出しをご提供いたします。
設計・施工図に携わる当社だからこそ、難易度の高い測量・墨出しにも対応し、実測情報のフィードバックによる精度の高い施工図作成といったサービスも可能です。
※ドローンによる空撮業務を始めました。全国の人口密集地での飛行許可も国交省航空局より取得済みです。市街地内での通常の月次現況空撮等は勿論。更にCADへの空撮画像取込処理も致しますので、建屋配置図へのリアルな表示が可能になります。その他御要望に応じます。お気軽に声掛けください。
国土交通省 i-construction推進コンソーシアム会員
建築測量
リアルタイムなデジタル処理により高精度かつ迅速な測量が可能。
建物を建設する為に特化した測量作業です。敷地境界や現況状態、高低差などを調査したり、解体後の残存構造物の調査、既設構造物の調査、そして新しい建物の配置や杭の位置、鉄骨や躯体の精度管理などをトータルで行う測量です。
近年の複雑多様化する建築物を安全かつ高品質で建てるために、弊社の信頼の技術でご好評いただいております。
安全・品質保持のための取り組み
二人一組を基本として作業しています。
図面をもとに墨出しを行う工程において、図面を照らし合わせ、声を掛け合いながら位置を確認していくことでヒューマンエラーを未然に防ぐよう二人一組を基本として作業してきます。
安全面においては、講習会に参加し社内で情報共有するように積極的に取り組んでいます。
機器の点検にも気を配ります。
高い精度を求められる建築測量は、測量機器の精度が重要となります。クラフツでは機器を点検校正に出す際も、保有機全数を同日一斉に行うことによって、個別に差が出ないように、測量機器の点検にも気を配っています。
墨出し
在来工法に拘らない斬新なテクニックにて基準を作成管理致します。
建築工事の最初は、実際の敷地で設計図の通りの位置に建物の位置出しをする「遣方」工事をします。
工事の管理用墨出しの基本となる基準墨出し。中でも基準通り芯墨出し、基準レベル墨出しがその後の建物の精度を司る重要な墨出しです。
土工事の段階では建物を建てる基準になる点や線を示し、ならしコンクリート打設後では、その上に最も重要な基準墨を作成し、仕上げ墨出しに於いては、施工図面に書かれた寸法を現場に墨を使って原寸で図面を作図する仕事です。測量器を使って、高さ、角度、幅を測り線を引いていきます。それを基に壁等の仕上墨を出し内部の寸法等を出す作業をします。その墨に沿って、内装仕上げ専門職が壁を建てこみ、そこへ建具職がサッシュやドアを取り付けたり、電気工がコンセントを付けたり、そしてボード等にて壁が出来た後、タイルなどの意匠が図面通りの位置に納められます。このように多くの職人が作業をする基になるので、失敗の許されない仕事です。
近年の市街地での建替え工事等では十分な在来工法での逃げポイント(遣り方)を作ることが出来ない、または逃げポイントの保全が困難なケースも多いのですが、弊社では在来工法に拘らないテクニックで基準点の管理を行いますので、狭い環境でも十分期待に沿える高い精度での管理を行えますので御安心ください。
作業の流れ
- 敷地の形状を確認し、隣地や道路との境界点実測します。基準レベルの設定
- 基準通り芯 親墨出し
基礎墨出し - 基準通り芯 親墨出し
基準レベル墨出し - 仕上用基準レベル墨出し、通り芯および返り墨出し
クラフツのメリット
高い品質を保証
高層ビル、特殊建築物、ショッピングモールなど創業より20年の実績で培った知識と経験を生かし高い精度で施工します。
状況に合った技術を提案
ビル建設には様々な職種が集まって作り上げます。
作業環境や複雑な形状など、要求にあった最適な墨出しを提案します。
急な手配にもできる限り対応
機動力のある事業主自らはもちろん、経験豊富なベテランまで総手配人数14名以上の人材を確保しています。
現場に合ったコストで対応
経験豊富なスタッフが「早い」「正確」「安全」を考慮し、現場に応じた効率のよい作業をします。
施工管理
上記サービスの御提供により施工管理をサポートします。
近年の建築工事には、新技術・新工法が採用されています。新しい技術の提案を行うと共に、地域との調和、安全対策、スムーズな工事の進捗を目指します。